スピルバーグはロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS(6月17日、アスコット競馬場、GI、芝約2000メートル)に挑む。その帯同馬には、すでにルルーシュ(牡7)やスーパームーン(牡6)の名前が挙がっているが、藤沢和調教師は「ロイヤルアスコット開催には2歳のレースもいくつかある。牧場で見て、連れて行けそうな馬を探している」と2歳馬も遠征させる可能性を示した。
英国王室が主催のロイヤルアスコット開催(6月16~20日の5日間)では、全30レースのうち2歳戦もGII、GIII、準重賞の6レースが組まれている。日本の2歳馬の海外遠征は初の試みとなるだけに、その動向が大いに注目される。
なお、スピルバーグの鞍上には日本人騎手のほかにムーア、ペリエ、ファロン、スミヨンの4騎手が候補に挙がっている。